昭和の人情残る沖縄
最近ブログの更新を怠っているおきたんです(;'∀')
先日幼稚園お迎えの帰りにコンビニに寄ったときのこと。
ベビーカーに乗せた次女のわなちゃんは、直前に他の店で買ったアイスを食べていました。
おきたんはコンビニのATMに用事があり、でも小さい子どもたちを外で待たせるわけにもいかず、ダメかなあとは思いつつもそのままコンビニ店内へ入りました。
長女のきおちゃんはトイレに行ったり、わなちゃんのアイスをちょっともらって食べたりしていました。
結構利用しているコンビニなので慣れたものです・・・(^-^;
ここのコンビニにはイーティングスペースがあり、この日は一人のおばあさんが椅子に座って休憩をしていました。
わなちゃんは他の店のアイスを食べているし、きおちゃんはトイレを利用したし、ATM利用だけじゃ悪いな、と思い、おきたんはきおちゃんにパンを買いに行かせました。
その時、休憩していたおばあさんが「この子が食べているアイスいくらするの?」と聞いてきました。
おきたんは「すみません・・・これ他の店で買ったものなんです・・・」と返事をしました。このおばあさんもアイスが食べたいのかな、と思いながら。
するとおばあさんは、「ほら、あの子がこの子のアイスを食べたそうにしてたでしょ?小銭あるよ、あの子にも買ってあげて?」と言ってきたのです。
おきたんは普段ご厚意はありがたく受け取ることもあるのですが、
もうすでに自分のアイスは食べ終わっていたきおちゃん。
どう考えても食べすぎなので「さっきもう食べたんですよ。お気持ち本当にありがとうございます。」と心からお礼を言いました。
それでもその後も「いや、あの子に食べさせてあげたいから」とおばあさんは何度も言ってくださいました。
何度か「もう食べたので・・・ありがとうございます」を繰り返し、やっと
「私は教会に行っているから、そこの子ども達にあげようかね」とおばあさん。
「そうしてください^^」とおきたんは笑顔を返しました。
「私はね、五人子供がいるんだけど皆内地に行ってしまってね・・・」
やはりおきたんが内地人だってわかってしまうんですね笑
内地人のおきたんを見て、内地にいる子ども達や孫たちのことを思われたのかもしれません。
お気持ちは嬉しかったし、ご厚意を受け取ることでおばあさんの気持ちが晴れやかになるのであればそうしたかったのですが・・・
今回は本当に食べすぎだったので・・・。
沖縄はこういう昭和のような人情が感じられる土地です。
以前もこんなことがありました。
アパートの同じ階におばあさんとその娘さんたちが2部屋借りて住んでいました。
とても感じの良い人たちで、おばあさんは時々野菜を持ってきてくれたり、「清掃員の人がちょっと怪しいから昼間でも鍵をちゃんとかけとくのよ」と忠告しに来てくれたり笑、お世話になっていました。
ある日そのおばあさんが訪ねてきて、「マンションを買ったから明日引っ越すの。これ、コロッケだけど食べる?あとね、子ども達にお菓子でも買ってあげて」と封筒を渡されました。
驚きながらも、おばあさんの顔を見るとニコニコされていて、
ご厚意をお断りする方が悪い気がしたので受け取りました。
あとで封を開けてみるとびっくりする金額が入っていて、腰を抜かしそうになりました。
おばあさんの息子さんは長崎で医者をされているそうで、
長崎出身のおきたんに親近感を持ってくれているようでした。
「私、長崎好きなのよ~」とよくおっしゃっていました。
近所の人が自分の子どものように叱ってくれたり、
何かをお裾分けし合ったり、
家族や親せきではないけど、何か繋がりを感じて接する、
そんな人情がまだまだ残っている沖縄です。
内地のよそ者なのに・・・笑
ありがたい^^
そのおばあさんが引っ越してからは、同じ階の人との付き合いはなくなってしまいましたが、
おきたんもありがたく頂いたご厚意をほかの形で返していけたらなと思います。